つい子どもに怒ってしまう!最悪な対応を親がやめる方法

子育て
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こんにちは。

主夫な大仏です。


前回の記事で書きましたが、子どもを怒ることはなんのメリットもありません


子どもの自尊心を傷つけ、人格を否定し、その結果、何もできない子や攻撃的な子になっていく。


それは分かっているんだけれども、自分の心に余裕がなくてつい怒りの感情を爆発させてしまう。

日々の家事、育児は大変すぎるのです。


そこで、今回は私が実践して効果のあった方法をご紹介します。

私自身まだまだアンガーマネジメント(怒りの感情のコントロール)が出来ているとはいいがたいですが、昔よりはマシになりました。


あなたにとって、怒りの感情と付き合うのに参考となる方法があれば幸いです。




怒りの原因を知る


まず、なぜ怒ってしまうのかを知りましょう。

その怒りには必ず原因があります

それを突き止めるのです。

どんな時に怒るか

・子どもに邪魔された時

・子どもが言うことを聞かない時


他にも色々とあるかと思いますが、こんなとき、私はつい怒ってしまうことが多いです。

なぜ怒るのか

・子どもに邪魔された時

 -自分のやろうと思っていたことが遮られるから

 -時間に間に合わなくなるから

 -自分の心に余裕がないから


・子どもが言うことを聞かない時

 -自分の思い通りにならないから

 -時間に間に合わなくなるから

 -(人前で)恥ずかしいから

 -自分の心に余裕がないから

 -子どもに期待しすぎているから

 -親としての責任が重すぎるから



つまり、怒りの原因とは

自分の「こうしたい、ああしたい」といった気持ちや、「~しなきゃ、~するべきだ」

と言った考えに反することに対して「怒り」の感情が沸き上がっているようです。


つまり、原因は自分自身にあるのです。


自分のやりたいことができない。

自分の予測通りに事が進まない。

自分が自分にストレスをかけているのです。


だってそうですよね?

子どもはひとりの人間です。

自分自身ではありません。

だから、自分の思い通りになんてなるはずがない。

でも、なぜか自分の思い通りにしようとする。

自分の思い通りにできると勘違いしている。

子どもは親の所有物ではありません。

ペットでもありません。

まったく別人格の人間です。

独立した人権を持っているのです。

子育てですぐに怒ってしまう場合、このことを忘れてしまっているのかも知れません。

怒らないための考え方


子どもは子どものしたいようにします。

笑い、食べ、はしゃぎ、壊し、ケンカをして、ケガをして、泣いたり、怒ったり。

そうして自我を形成し、成長していく。


子どもが邪魔をしてくるのは当たり前。

子どもが言うことを聞かないのも当たり前。

間違ったことは叱って正してあげればいい。

自分の中にある「~しなきゃ、~するべき」という考え方はこうして少しづつ変えていきましょう。


いや、そんなことはわかっている。わかっているけど、イライラするんだ!


という場合にはご自身の心の余裕がないのではないでしょうか?

心の余裕を持ちましょう。


…なんて言われてもできませんよね?

育児しながらの家事は本当に大変です。


パートナーは基本的に他人事。

苦労を分かろうともしないし、言えば手伝う程度。


では、どうすればいいのか。


捨てちゃいましょう。


自分のやるべきことを思い切って捨てちゃうのです。


すべて自分がやらなきゃ!

と頑張ればがんばるほど、自分を追い込み、余裕がなくなってしまいます。


まずはパートナーである旦那さんに相談してみましょう。

「手伝う」ではなく、「役目」としてやってもらうのです。

このとき、口を出しすぎてはいけません。

男の無駄に高いプライドを傷つけてしまうので、1から10までやらせてみて、自分で反省してもらいましょう。

ある意味、子育てと要領は似ているかもしれません。

全く話をきかない、攻撃してきたり、逃げてばかりの旦那なら捨ててしまいましょう。

まあ、お金を出してくれるのなら、旦那がやらない分を時短家電(乾燥機付き洗濯機や食洗器、ルンバなど)を買ったり、家事代行サービスなどに依頼するのも手です。

とにかくあなたの負担を減らすのです。

中途半端はだめです。

気になって心労が増えるだけ。

任せたなら、気にしない。

割り切る。


正直、主夫をやってみて思うことは、幼子の相手をするのは大変すぎます。

そして子のすこやかな生育のためにはここに注力するのが一番だと思います。

つまり、子育て以外のすべては捨てる。

これができればちゃんと心に余裕をもって子どもに向き合えると思います。

自分のやりたいこと=子どもの相手をする

この考え方なら、子どもに邪魔されるということはなくなります。

子どもが言うことを聞かなくても、冷静に見れるようになります。

子どもに怒らない人を参考にする

主夫になってから、すごく不思議に思うのです。

自分はこんなにも子どもにイライラするのに、どうしてあの人たちはイライラしないんだろう。

どうしてちゃんと向き合い続けられるのだろう、と。

その人たちは、保育士さんたちです。

こども園にはひとクラス20人ほどの園児がいます。

それをたった2人の保育士さんが面倒を見ています。

うちの子どもは3人です。

親が2人で3人を見るのに、限界を感じています。

先に挙げた怒りの原因から考えてみると、

保育士さんたちのやりたいこと=子どもたちの世話

保育士さんたちの予測=子どもたちの言動

と、イライラの原因、つまり自分と相手のズレが少ないのではないかなと思います。

もちろん、苛立つこともあるとは思います。

ですが、それを怒りとしてぶつける保育士さんは少ないのではないでしょうか?

(今のご時世、そんな保育士さんがいたら悪い噂になりそうですが)

もう一つ、保育士さんたちは「仕事」として保育をしているということ。

誰しも、仕事となると気を引き締めますよね。

プロの保育士としての責務が怒りの感情を抑制しているのかもしれません。

まとめ


では、ここから、私たち親は何を学べるでしょうか?


子どもに対する愛情や責任は誰よりも強いはずです。

自分のやりたいこと=子育てというのも嘘ではありません。


やはり、捨てるしかないのです。


子育て以外の物を捨てましょう。


育児に集中できる環境を整えるのです。


私たちの腕は2本しかありません。

私たちの指は10本しかありません。

そんなに多くの物は持てないのです。

ですから、カゴを使いましょう。

手袋をはめましょう。

重い荷物は独りでは持てなくても、パートナーと協力すれば持てるようになります。


いろんな物事を抽象化して考えてみてください。

それをあなたの暮らしの中で具体化してみてください。

こんな偉そうなことを書いていますが、私はまだ捨てきれていませんし、すぐに怒ってしまっています。

でも、それをなおしたい、やめたい、という気持ちは私には痛いほどわかります。

いつかあなたが怒らない、穏やかで楽しい育児ができるようになることを願っています。




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