スッキリの主婦業9割削減を目指すブログに感じた違和感

主婦業9割削減を目指すブログ違和感 主夫
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2020年9月24日。

日本テレビの報道番組「スッキリ」の特集で

【主婦業9割削減を目指すブログ】

の著者の方が取材を受けていました。

主婦業を減らすのは主夫である私から見ても大賛成です!

ですが、特集を見ていくうちに、違和感がどんどん大きくなっていったのです。

その正体とは、

「ママが頑張って主婦業を9割削減しようとしている」

ことでした。



スッキリで紹介された主婦業を9割削減する方法

スッキリの番組内で紹介されていた方法は以下の通り。

・20万円の乾燥機能付きドラム型洗濯機を購入
・お掃除ロボットの購入
・ウォーターサーバーの購入
・ご飯は総菜買って一品作る
・家事代行サービス導入

ツイッターでは色々言われていますが、私はこの点については問題ないと思います。

お金を稼ぐために共働きをしているのでしょうし、そのお金の使い方についてとやかく言われる筋合いはないと思います。

むしろ、私が気になったのは旦那さんの存在です。

取材中も「ママさん」がいかに工夫して主婦業を9割減らすかということばかりに焦点がいっていました。

夫がやれば主婦業9割削減は簡単にできる

手前味噌で申し訳ないですが、夫が主夫になれば主婦業は9割削減できます。

いま、妻は育休中ですが、授乳以外はやることがありません。

ずっと赤ちゃんを眺めてニヤニヤしたり、スマホを眺めたり、好きなドラマを見たり、暇を持て余しています。

最近ではむしろ「家事がしたい」とか、「ご飯を作りたい」と積極的に手伝ってくれています。

なんでもお金で解決するのもいいですが、なぜ「夫がやる」という発想にならないのでしょうか?



「女は家事」「男は仕事」という固定観念

そもそも、日本では「女は家事」「男は仕事」という固定観念があり、世の中のママさんたちを苦しめています。

こともあろうか、ママさんたちが仕事をする今の時代でもこの固定観念は根強く生きていて、ママさんだけが生きずらい世の中になってしまっているのです。

このことに、ママさんたちはみんな気付いています。

だから不満があるのです。

でも、夫側はというと、まったく気付いていない。

「俺は仕事さえしてればいいのさ」

という傲慢さ。

ママも仕事をしているということは見えていないようです。



スッキリの主婦業9割削減特集は男尊女卑差別

残念ながら今回の「スッキリ」の放送を見て感じたことは、

「ママががんばって主婦業を減らさないと楽になれないよ」

というメッセージでした。

これでは古来よりの問題点である「男尊女卑差別」のままです。

「夫」は何も変わらなくていい。

この番組を見たらそう思うのではないでしょうか?

少なくとも私はそう思いました。



夫が家事育児をすることは当たり前

今回のスッキリだけではないと思いますが、いいかげん「家事、子育てはママのやること」という姿勢のメディア発信はやめて頂きたいです。

メディアの影響力は強く、番組を見た多くの人は「家事、育児はママがやるんだ。家事、育児を楽にしたかったらママが工夫しなきゃいけないんだ」という考え方を刷り込まれます。

「イクメン」だの「カジメン」だのとなぜか夫が家事や育児をすると特別感を出してもてはやす。

だから勘違い夫が世にあふれてしまうのです。

そもそも夫婦は平等です。

家事も育児も平等です。

つまり、夫も家事育児をするのが当たり前。

世の中の常識が変わり、苦しむママさんが減ることを願っています。

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