こんにちは。
主夫な大仏です。
今回は専業主夫についての記事です。
専業主夫とはなんなのか、国が行っている国勢調査から実態を見てみたいと思います。
国勢調査から読み解くのは、専業主夫と兼業主夫の人数です。
2015年の調査では、専業主夫の数は約5万5千人でした。(既婚男性20歳~59歳)
この数は多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
兼業主夫や主婦と比べてみました。
専業主夫とは
読んで字のごとし、専業で主夫をしている人のことです。
主夫というのはこちらで紹介しています。
仕事をせず、家事育児に全力!
ちなみに、仕事をしながら家事をしている人は「兼業主夫」と呼びます。
専業主夫の人口
政府統計の総合窓口(e-Stat)より、国勢調査(こくせいちょうさ)の結果をみることができます。
国勢調査というのは、
国勢調査は,日本に住んでいるすべての人及び世帯を対象とする国の最も重要な統計調査で,国内の人口や世帯の実態を明らかにするため,5年ごとに行われます。
総務省統計局
つまり、国を挙げて、日本に住んでいるすべての人(外国人も含む)の実態を5年に1度調査するということです。
膨大な調査結果の項目がありますが、「専業主夫」についてはこのような項目から算出できます。
・配偶者のいる男性
・年齢20歳~59歳
・仕事に就いておらず家事をしている
2015年時点での専業主夫の人数
・約5万5千人
※ちなみに、同じ条件での専業主婦の統計数は約515万人。専業主夫の約100倍!
専業主夫人口の推移

過去の国勢調査結果をグラフにしてみました。
比較のため、兼業主夫数も載せています。
青が専業主夫、赤が兼業主夫です。
こうしてみると、専業主夫はやや減ったものの、兼業主夫が増えています。
主夫としては増加傾向にあります。
私も兼業主夫なので、この流れに乗っているようです。
参考:主婦人口の推移(国勢調査結果より)

主婦数も専業主婦は減っているのに対し、兼業主婦は増えています。
これは男女どちらも同じ傾向ですね。
主夫と主婦を比べてみる

圧倒的な差!
主婦から見れば、主夫などアリも同然の少なさ。
これは「主夫」が珍しがられてもしかたないですね。
おわりに
今回は専業主夫についての記事でした。
国勢調査も個人の回答をまとめたものなので、中には虚偽申告や勘違いした内容で回答している方もいらっしゃると思います。
つまり、完全に正確な結果ではありません。
しかし、国を挙げての全国調査であることから、民間の調査結果よりは実態に近いのではないかと思っています。
今回のグラフから読み取れるのは、主夫も主婦も「専業」が減っているということです。
専業離れですね。
それだけ各家庭の経済状況が悪化しているのではないでしょうか?
私も兼業主夫ですが、正直妻の給料だけではどう考えてもやりくりできません。
子どもが3人いるので、それぞれの学費の貯金、日々の食費や衣類代、スマホに光、保険代。
年々出費が増えていっています。
主夫になってからというもの、やっぱり節約することは大事だなあとしみじみ感じています。
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