妊娠中の妻にがんが見つかりました。(過去の記事リンクです)
妻が「がん」になって、夫婦で真剣に考えてみました。
「がん」の目的ってなんなのでしょう。
たくさんググってはみましたが、「がんの目的」について考えている人は見つかりませんでした。
「がん」は自分のことをどう考えていて、なんの為に増殖するのでしょうか。
今回の記事はすべて推測です。
確かな情報はありません。
ですので、想像を膨らませ、だれも考えたことのなかったことに挑戦してみませんか?
インターネット上には情報がたくさん散らばっていますが、まだまだ明かされていない情報もたくさんあります。
この記事を元に、「がんの目的」がいつの日か明かされることを淡く期待しております。
「がん」闘病中の方にとっては不快な記事かもしれません。
ですが、何事も、見方を変える、考え方を変えることによって新しい発見があるかもしれません。
わたしたちはわたしたちなりに「がん」のことを真剣に考えています。
ご了承いただきますようお願い申し上げます。
がんになって考えてみよう
夫婦でがんの気持ちになろうと、自分ががん細胞だったら、という設定で考えてみました。
寂しがりや
がん細胞は自己増殖を繰り返し、かたまりをつくります。
がん細胞は大きなかたまりを作ったのちに血液やリンパに乗って全身に転移していきます。
がんは独りでは生きられないのです。
だから、仲間を増やしていく、寂しがりやなのかもしれません。
自分はまともだと思っている
がん細胞は自分が悪者だとは思っていないと思います。
正常なのは自分。
おかしいのは他の細胞たち。
だから、自分自身を正当化して、自己増殖を繰り返し、おおきなかたまりとなって、元居た細胞たちから養分を吸い取っていく。
間違いを正すため、がん細胞なりに必死なのでしょう。
まわりのものすべてを敵だと思い込んでいる
信じられるのは自分と仲間たちのみ。
それ以外はすべて敵だ!
と過激な思想を持っていそうです。
人間の体中、ほぼすべての場所にがんはできます。
人間の体という巨大な組織に対してがんは戦いを挑んでいるのかもしれません。

自己中心的
がん細胞は自分のことしか考えない自己中心的存在です。
他の細胞がどうなろうが、他の臓器がどうなろうが、人間がどうなろうが知ったこっちゃない。
がん細胞自身が増大し、増え続けられればそれでいい。
そんな風に思っていそうです。
先のことは考えていない
がん細胞は自分が増殖することで、人間がどうなるのかを知らないと思います。
自分の増殖のことだけを考えている。
目先のことしか考えていない。
もし、がん細胞が、自分が増え続けることによって人間を殺してしまい、がん細胞自身も死んでしまうということを知っていたのなら、そんな愚かなことはしないかもしれません。
増殖、繁栄の先になにが待ち受けているのか。
がん細胞に教えてやりたいです。
やる気はある
無駄にやる気はあります。
年中無休で血管を作り出し、養分を吸い取り、増殖することがすべてです。
さぼったりしません。
大食い
ずっと休まずに働いているので、よく食べます。
お腹が空いたらすぐに血管を作り出して栄養補給します。
そのうちに人間が食べる以上の栄養を吸い取るようになり、人間は食べても食べても痩せていってしまいます。
反逆
がん細胞は自分自身の細胞が突然変異したものです。
自分だけが正常な細胞になれなかった。
他の細胞からのけ者にされた。
そんなことから正常な細胞たちに復讐を誓い、反逆している。
実は強い恨みをもっているのかもしれません。

がんの目的とは?
以上の点から、わたしが思う「がんの目的」とは、
増え続けること。
これしかないように思います。
他のことは気にも留めていないように思います。
なぜなら、「人間が死ねばがん細胞も消滅する」という、一般的に考えて避けるべき事態になるまで自己増殖を続けているからです。
感染症や寄生虫のように宿主が死んでも次の生物へ乗り換えれるのであれば話は別ですが、がん細胞は一個人の体から出ることはありません。
その人が死んでしまったら終わり。
がん細胞はそんな単純なことも知らずに、やみくもに増え続ける。
まさに「自分自身の暴走」
人を殺す気はないと思います。
ただ自分自身のために、増えて増えて増え続けていたら、死んでしまった。
がん細胞も「こんなはずじゃなかった」
と思っているかもしれません。
なぜ「増え続ける」のか、
その目的はどうやって設定されたのか。
そこまではわたしにはわかりません。
がんの目的が「増え続けること」ならば、わたしは妻のがん細胞が「増えない」ようにするためのサポートをしていきます。
その方法は、わかりません。
手探りで、夫婦一緒にその方法を探していきたいと思います。
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